得手に帆あげて: 本田宗一郎の人生哲学

著者 :
  • 三笠書房 (1992年4月1日発売)
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筆者は若い!しかし問題は、本当に若いかどうかであると筆者は考えている。若さはエネルギーの所有者であり、先入観がなく希望と探究心を持ち行動を起こせる。経験はただ経験するだけでは生産性はない。そこからどこで考えても納得のできる正しい理論に裏付けられた知識を、学び取ることが重要。現状を正確に判断し、将来の見通しを立て、自分のスタミナを適正に配分することが大事で、その為に学問と見識が必要。また成功した時の反省が重要。
考えが異なる点は、不得手はことはやらず、得手のことしかやらないという点はわからない。試して初めは不特手だと考えていた事が実は特手であることも少なくはないと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2015年5月11日
読了日 : 2015年5月11日
本棚登録日 : 2015年5月11日

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