分かりやすくて、とても面白かった。ミツバチの分蜂は実際に見たことがあるけれど、新しい引っ越し先がプレゼンテーションによって決まっているとは全く知らなかった。てっきり女王蜂が決めるものだとばかり思っていた。社会性昆虫とはいうけれど、ここまで出来るのか、と驚いた。素数ゼミやサバクトビバッタは他の本で読んだことがあったので、知っていたが、何度読んでも興味深いと感じる。
番外編のボルバキアも驚きの細菌だった。
イラストも可愛らしいが、昆虫の特徴もしっかり捉えられていて、好感が持てた。どこかで見たことがある絵だ、と思ったら、「図解なんかへんな生きもの」「絶滅どうぶつ図鑑」を描いた人か、と納得。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年8月8日
- 読了日 : 2021年8月8日
- 本棚登録日 : 2021年8月8日
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