セロトニンがあるとストレスに負けないでいられるのでセロトニン神経を活性化させる。そのために日光を浴び、リズム運動(ジョグや意識的な呼吸も含む。)をすることが必要。そして愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンの分泌を増やすスキンシップも大事。オキシトシンはストレス中枢の興奮を鎮め、結果セロトニンの分泌量が減らずに済む。考え事はセロトニン分泌の大敵らしいのでマインドフルネスの重要さが窺える。睡眠ホルモンであるメラトニンも重要で、これは原料がセロトニン。メラトニンにはある活性酸素を除去する働きがあり、免疫細胞も高めるらしい。
ドーパミンは意欲の根源だが、ウィズコロナの時代ではドーパミン原理の幸せよりオキシトシン原理の幸せを重視すべきではという提言。
この本に書かれた話は最近では売れっ子になった樺沢さんとかが書いてるが、10年前にほぼ同じ内容のことを書いている人がいた。この本は樺沢さんの元ネタの一つなんだろな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
数学・自然科学
- 感想投稿日 : 2021年4月30日
- 読了日 : 2021年4月30日
- 本棚登録日 : 2021年4月30日
みんなの感想をみる