前半部の一般化したシビリアンコントロールを論じた部分はかなり面白い。客体的シビリアンコントロールって概念とか、政府や国民気質なんかとシビリアンコントロールの在り方の関係とか、あとは日本とドイツの第二次大戦前の政軍関係の分析が面白い。ただ後半は米国における政軍関係の分析になっちゃって、初めて知ることもいっぱいあったけどそこまで面白くはない。下巻も読まんかも。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会・政治
- 感想投稿日 : 2012年10月29日
- 読了日 : 2012年10月29日
- 本棚登録日 : 2012年10月29日
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