面白かった。少々出来すぎなのだがそこはコンテスト小説あるある。尻上がりに盛り上がっていき自然と目頭が熱くなった。もろM-1グランプリな漫才の大会に懸ける2組の漫才師。高技術の正統派漫才コンビとトリッキーな発想で場をかき乱すコンビ。2組とも才能はあれども今ひとつ伸び悩んでいたのだが、凄腕の放送作家がついて飛躍的に能力が開花する。私も毎年Mー1が楽しみで暇なときはMー1の録画ストックを観ているのでこの設定には楽しめた。序盤は「これいる?」と懐疑的だった部分が終盤見事に回収されて、ちょっとしたサプライズあり。
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- 感想投稿日 : 2024年4月3日
- 読了日 : 2024年4月3日
- 本棚登録日 : 2024年4月3日
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