ソーシャルデザイン・アトラス: 社会が輝くプロジェクトとヒント

著者 :
  • 鹿島出版会 (2012年8月1日発売)
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本棚登録 : 212
感想 : 18
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興味ある部分のみ拾い読み。

①「食べられる校庭」(Edible Schoolyard)
アメリカ西海岸バークレーのマーティンルーサーキングジュニア中学校の事例は、地域住民が学校駐車場跡地の農園にアクセスでき、中学生がつくる農園を介して、地域とのコミュニティ形成が進んだ

②がん患者を受けとめる「家」(Maggie's Centre)
「死の恐怖の中にあっても生きる喜びを失わないこと」をミッションに、適切な情報提供、社会的なケア、感情面のサポート、金銭面や栄養面のケアを行う機能。
「がん患者のシェアハウス」といった感じで、病院の敷地内にあるにもかかわらず、「施設」くささをまったく感じさせない建築・空間デザインが秀逸。
イギリスで5ヶ所、バルセロナや香港でも計画あり。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ソーシャル
感想投稿日 : 2013年3月29日
読了日 : 2013年3月29日
本棚登録日 : 2013年3月30日

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