いつも真っ直ぐな作品を書く山下氏。
今回は表紙のイラストからあまり期待せず読み始めたのに、前半からすでに引き込まれてしまった。
崩壊した校舎の中で瓦礫に埋もれながら救出を待つ間、さまざまな人が自問自答をするという構成で、特異な環境下ならではの素直な心理描写が秀逸。
全編を通して登場する北野君の真っ直ぐな格好良さに参った。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2016年7月24日
- 読了日 : 2016年7月24日
- 本棚登録日 : 2016年2月9日
みんなの感想をみる