大阪ラビリンス (新潮文庫 あ 46-32)

制作 : 有栖川有栖 
  • 新潮社 (2014年8月28日発売)
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本棚登録 : 169
感想 : 28
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「大阪」を舞台にした話が集まっている。
おもしろかった。なかでも、梅田地下街の話が奇想天外でまさにラビリンスな感じがした。あそこにとじこめられたらほんとに怖い。
昔、初めて大阪に一人で行ったときに、曽根崎の噴水のあたりで迷って泣きそうになったのを思い出した。そのとき、はじめて御堂が二つあるのを知ったのだった。
あと横溝正史。それから道修町。大阪に初めて行ったときに大阪らしいところ、ということで、船場と一緒に案内してもらったところ。

大阪…載っていない作家だと…ほかにもたくさんいそう。個人的には宮本輝を思い出した。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年2月12日
読了日 : 2018年2月12日
本棚登録日 : 2018年2月12日

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