図書館内乱

著者 :
  • メディアワークス (2006年9月11日発売)
4.13
  • (1833)
  • (1379)
  • (1153)
  • (45)
  • (12)
本棚登録 : 9481
感想 : 964
3

図書館戦争シリーズの第2巻。

相も変わらず、ベタ甘な恋愛物です。
相川先生の王子様妄想爆発、と言ったところでしょうか。

ただ、女子の思考回路で話が進むせいか、読んでいると乙女心が少し判るような気がしました。ああ、女子はこういう会話に憧れて、こういうシチュエーションにグッと来るんだな・・・と。
そういう意味では、恋愛物が苦手な男性にもお勧めします 笑

また、巻末の有川先生×児玉清さんの対話がすごく良い。
有川先生の男女感や、社会に対する危機感が伝わってきます。
それを元に読むと、本作がただのベタ甘恋愛小説って側面だけじゃない気がしますね。

早く次が読みたいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ヒューマンドラマ
感想投稿日 : 2011年11月15日
読了日 : 2011年11月15日
本棚登録日 : 2011年11月4日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする