バンクミーティング

著者 :
  • TKC出版 (2014年4月30日発売)
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感想 : 1
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・バンクミーティングとはどういうものか?が書いてある。意思決定の場ではない、主催者は債務者。優越的地位の濫用を行なってはいけない、等々の注意点に気をつけること。
・再生計画の必要性、特にそれを実現させるために、ABLと資本性劣後ローンの有用性はとても参考になりますし、特に資本性劣後ローンは、僕も筆者と全く同感で、もっと真剣に金融機関が取り組まなくちゃいけない。
・リスケしている会社が40万社!日本の企業の約10%。ホント?と思いますが、多分めちゃくちゃ多いんでしょう。確かに支援協だけではこなせないほどの数なんだと思います。
・金融機関で融資業務に携わる人、認定支援機関の人、会社を再生しようとしている企業人など、事業再生(企業再生)に携わる人には必読の書と感じました。間違いなく良書、珠玉の一冊。素晴らしいの一言に尽きます。これを世に出した著者と出版社に感謝です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年7月24日
読了日 : 2020年7月25日
本棚登録日 : 2020年7月24日

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