学生時代数学を勉強していて、何の役に立つのか、他の分野とどう関連するのかがわからないままで、またそのことが理解の妨げになっていた気がする。
この本はさすが漫画仕立てだけあって頭に入りやすい。数学者たちが何を考えて数学を進めていったのか、どのような社会のニーズに応えていったのかといったことが分かり、こういうことが分かると数学を勉強する意識をもっと持ち、「数学を使ってこういうことをしよう」とか考えることができたかもしれない、などと思った。
細かい話をすればいくらでも細かくできると思うけど、一冊で数学史を俯瞰できるようにまとめてもらえてるのは嬉しい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2019年
- 感想投稿日 : 2019年4月8日
- 読了日 : 2019年4月8日
- 本棚登録日 : 2019年1月8日
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