マダム・イン・ニューヨーク [DVD]

監督 : ガウリ・シンデー 
出演 : シュリデヴィ  アディル・フセイン  メーディ・ネブー  アミターブ・バッチャン 
  • アミューズソフトエンタテインメント
4.25
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本棚登録 : 600
感想 : 111
4

インド映画を始めて観ました。
噂に聞いてた歌って踊り出すっていう演出は過度ではなかったので気にならなかったです。
場面が結婚式だったりしたから不自然じゃなかったのかな。

主人公の主婦がすっごく美人。
目がぱっちりしてて素敵なサリーを着ているの。
それだけですごく目の保養で終始ほくほくしていた。

いつも夫や娘に英語が話せないことをバカにされている主婦のシャシが、姪の結婚式のために1人でニューヨークに行くことになる話。
ニューヨークでカフェの店員に英語を話せないばかりにひどい対応を受けます。
「こんな簡単な単語が分からないの!?」って、わかるかー!
ネイティブな英語なんて全然聞き取れないよ。
ニューヨークってアジアの人間にこんなに不親切なわけじゃないよね?
シャシは「4週間で英語を話せるようになる」っていう広告を見て英会話教室に通うようになるんだけど、知らない土地のしかも大都会で、誰にも内緒で英会話教室に電話して、その場所まで1人で辿り着くまで、見ているこっちが胸がキュッとなるくらいハラハラしました。
知らないところって、近所のお店でさえ1人で入るのに勇気がいると思う。
外国で地下鉄に乗るだけなのにすごくドキドキしたのを思い出す。
ましてやわたしは友人と2人だったのだから、シャシの不安たるや。
でもそれだけ自分の殻を破りたかったんだろうなぁって、それはすごくわかる気持ちだと思いました。
わたしも今そんな気持ちだもんな。
少し背伸びしてむりしても何か違うステップに立ちたいもんな。

それにしてもだ、娘が可愛くなさすぎなんですよ。
シャシの娘とは思えないのでせめてもうちょっと顔だけでも可愛い娘をキャスティングして欲しかった。
シャシの英会話教室のことを唯一知ってて応援してくれた姪(結婚する姪の妹の方)が最後まで頼もしかったな。
「おばさんはラドゥーを作るために生まれたんじゃないわ」泣けた。

シャシが作るのが得意なインドのお菓子ラドゥーの味が気になってしょうがないよ。
あと少し不満だったのは、シャシに淡い恋心を抱いていた英会話仲間のフランス人の男の人(フレンチのシェフ)がシャシのために作ってくれたクレープをシャシがちゃんと食べたのか最後までわからなかったこと。
想いを受け取れなくても美味しかったと言ってあげてほしかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2014年
感想投稿日 : 2014年12月7日
読了日 : 2014年11月28日
本棚登録日 : 2014年11月28日

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