自身の今置かれている位置につい甘んじて、そこを居心地のいいとしがちなのが人というものであろう。さらにそこからさらに一つ高いところに、コンフォートゾーンを設定することで、現在を居心地の良くないものとして、自然的に高みへと誘おうというものは、逆算的な目標設定であり、非常に勉強になった。
少しながら人に何かを教えていく立場になりつつあるが、どちらかというと所謂否定的で、比較的丁寧な指導をしがちな自身にあって、教えないコーチングというのは中々に難しそうであるが、非常に納得すべきである。
本来は物事に対して自身で考えて対処すべきことを第一とし、その手助けとだけになるべきなのであろう。
つい一から十までを教えていくと、自身で考えることを放棄し、隠れた能力に気づけない可能性があるからであろう。
苫米地さんの本は、難しいことを平易に書いているところに、実際に理解している者だけが持つ力がある。
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- 感想投稿日 : 2020年3月1日
- 読了日 : 2020年3月1日
- 本棚登録日 : 2020年3月1日
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