人材、費用、職場、仕事相手などすべて、
ものすごく少ない資源から多くの効果、利益を生み出す工夫について書かれた本です。
何も無かったらどうするか考えよう、という意識の転換。
今まで全くなかった考え方ばかりが載せられています。
クビにする、給料を下げるぞ、という脅しは、
営利企業なら通用しますが、非営利企業に属するボランティアに対しては
全く意味をなしません。
だからこそ、そういった従来の営利企業の常識的な人材活用ではなく、
何も無い状態でスタッフのやる気を喚起し、喜んで取り組んでもらうための
工夫、アイデアが重要なわけです。
そんな工夫やアイデアが11つ紹介されています。
非営利企業で生み出されたこの考え方は、
今後組織内の人材に本当の意味でイキイキと情熱的に仕事に取り組んでもらい
より一層有効活用するためにもかなり有効な手段だと思います。
こんなにワクワクできる本に出会えたのは久しぶりです!
自信を持ってお薦めします。
読書状況:いま読んでる
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カテゴリ:
ためになる経営学関係
- 感想投稿日 : 2011年5月24日
- 本棚登録日 : 2011年5月15日
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