以下に響いた点をメモします。
ー時間がないというのは妄想。 江戸時代の寿命は3-40歳、アフリカの国の一部ではいまだに寿命40歳代という国もある。比較すれば時間はたっぷりある。
ーやることに追われているから、時間がないと感じる。「自分がやりたいからやっている」という感覚が必要。
1.自分にとって「大切な時間=自分の時間」を確保すること、2.やっていることを「やりたいこと」にシフトさせることが必要。
ー時間の質は感情の質と同じ。よい人生を過ごしたいならば、よい感情で過ごす必要がある。
心のなかに、「感情」という少しばかり臆病な生き物を飼っていると思えばよい。(例えば犬!)
ーウルグアイ前大統領ホセ・ムヒカの言葉「人は物をかうとき、お金で買っていないのです。そのお金をためるための人生の割いた時間で買っているのです」
ー「どっちにメリットがあるのか」より「どっちが気分がいいか」で選んだほうがよい。
なるほど、なるほど。
具体的なノウハウというよりも、観念的かもしれないですね。
有川さんというお名前は憶えてなかったのですが、以前にも彼女の本を読んだことを思い出しました。
その時も「すっごく専門的なことを書いてるわけではないが、納得できることを書いている人だな」と思った記憶があります。
ご本人がありとあらゆる職業に従事し、迷走してきた人生があるので、「こうすれば24時間君も戦える」とか「時間を有効活用して超一流になれる」というタイプの本ではなく、言うことが等身大で、腑に落ちることを書いてくれる方ですね。
読んでいてホッとします。
- 感想投稿日 : 2016年8月31日
- 読了日 : 2016年8月31日
- 本棚登録日 : 2016年8月31日
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