She's So Unusual

アーティスト : CyndiLauper 
  • Sony Budget (2001年2月4日発売)
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本棚登録 : 26
感想 : 3
4

シンディのファースト・ソロである本作は、1983年にリリースされました。
シンディという人は、可愛い声を出してみたり、キャンキャン犬が鳴いてるような声を出してみたり、本当に表現力豊かだと思います。
単に高音が良く出るとかでなく、メリハリがある声質というんでしょうか、大ヒット曲になった2曲目"Girls Just Want To Have Fun"のサビにしても、シンディじゃなかったら、あれだけ印象に残らないんじゃないでしょうか。

1曲目、ブレインズの"Money Changes Everything"のカヴァーでは、中盤からのハーモニクスの後、後半で、子供っぽい声を聴かせてくれるし、3曲目、プリンスの"When You Were Mine"は(勿論、プリンスのヴァージョンも好きなんですが)、シンディのヴァージョンを聴くと、カヴァーしてるというよりも、自分の歌を堂々と歌っている感じなのが凄い。
4曲目"Time After Time"は、1番最後、フェイド・アウトしていく時の囁くような声が好きですね。
5曲目"She Bop"では、シャックリみたいな声が良い。
シンディは、元々、ルーツ・ロックも好きとのことで、ジーン・ヴィンセントとかも良く聴いてたんじゃないでしょうか。
ジュールズ・シアーの曲"All Through Night"は、歌詞も含めて大好きな曲です。
跳ねてる"Witness"に、マイケル・ジャクソンのスリラーも感じさせる"I'll Kiss You"。
わざと、SP盤のように録音された"He's So Unusual"は、1920年代のスタンダード。
タイトルの"She's So Unusual"は、この曲をもじったものですね。
そして、ラストの"Yeah Yeah"は、前曲から続いて始まります。
揺れてるシンディのヴォーカルに注目です。

でも、確かに、ヴォーカルが良いんですが、そもそも、収録された曲は、どれもメロディがいい!
どれも、暗い気分の時に聴くと、明るくなれる曲です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: CD(ロック・ポップス / 洋楽)
感想投稿日 : 2009年1月4日
読了日 : -
本棚登録日 : 2009年1月4日

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