「天才」は学校で育たない (ポプラ新書 し 1-2)

著者 :
  • ポプラ社 (2017年10月12日発売)
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部分と全体は関わりあっている。教育も同じで、支配的な、基準に沿わない人間が不登校になる学校では平均的な人間が育ち、それ以外のフリースクールに通う子たちは異質な能力を伸ばしていく。フリースクールに通う子と学校の子など多様な人間がいるからこそ社会は成り立っていると考えべき。
だからこそ、真の意味での教育は、子供をカテゴライズしてその子に合った教育を施すのではなく、多様な人間がいるからこそ、この社会が成り立つという考え、そういう善の視点で多様な人間、子供たちを見ていくべき。
結局、自分の考える教育とは、まず、教育者がこれからどんな未来が来るのか?どんな能力が求められるのか知らなければならない。そして、その未来に対して真に子供たちになることは何なのかを考えることだと思う。だから、今は近代化が終わり方向転換を迎えた時期。子供たちに画一的な教育は今に対応せず、より主体性や応用力(知識ね使い方、知識を深める、議論する力)を身につけて答えのない私生活に問題解決を自分でできるようにすることだと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年10月3日
読了日 : 2023年10月3日
本棚登録日 : 2023年10月3日

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