ポータくんさんの感想・レビュー

ボブという名のストリート・キャット

著者 : ジェームズ・ボーエン 服部京子

• 辰巳出版

ピア・サポーターズFさんのおすすめ本です。
「ロンドンでホームレスとなった、ストリート・ミュージシャンのジェームスは、不幸のどん底にいた。そんな彼の人生は、野良猫のボブと出会うことによってどんどん変わっていく――
ボブの描写が細かく、とにかくめちゃくちゃかわいい。文字の向こうから伝わってくるモフさ。
ボブは賢い一方やんちゃな時もありますが、キメるときはばっちりキメる。頼れる相棒です。
物語中盤では、ボブを虐める若者やボブの突然の体調不良、また薬物中毒に悩む主人公の生々しい葛藤も描かれます。しかし、かわいいボブと主人公のタッグで多くの辛い出来事を打ち砕いていく、ハッピーエンドでハートフルなストーリーです。」

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※登場する猫、ボブは作中最後まで生きています。

感想投稿日 : 2024年1月15日

本棚登録日 : 2024年1月15日