エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ監督•脚本、2011年作(仏)。フランソワ・クリュゼ、オマール・シー、オドレイ・フルーロ出演。
<あらすじ(ネタバレ)>
パリに住む大富豪フィリップ(フランソワ)は、パラグライダーの事故で首から下が動かない。その介護職に下層移民のドリス(オマール)が応募する。失業保険の書類に必要な就職活動の証が欲しいだけだったが、フィリップが気に入り採用。介護は雑でいい加減だが、友人として接するドリスにフィリップは惚れ、自家用ジェット、パラグライダーなどに連れて行く。文通する女性と会うことをドリスに強く勧められ、時間通り来なかったことにフィリップはヘソを曲げて一旦は流れるが、ドリスの再設定により会うことができる。エンドロールでフィリップとドリスのその後の実話が挿入。
<コメント>
フィリップはドリスに惚れたのだろうな。それまでのフィリップは、至れり尽くせりの介護をうけていたが、孤独だったのだろう。ドリスが現れて微笑ましく楽しい友人が身近にできた。
これは老人介護一般にも当てはまる構図かもしれない。身の回りの世話よりも、寄り添ってくれる人が欲しい、それが被介助者の求めていること。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
コメディ
- 感想投稿日 : 2017年10月16日
- 読了日 : 2017年10月16日
- 本棚登録日 : 2017年10月16日
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