滋味深い文章の一つの特徴に、再帰のサイクルの潔い寸断、があるように思う。考えて書く、その考えを検閲する自意識の不在。軽やかで奔放な筆運びはそうした検閲する自意識の不在がもたらすのではなかろうか、こんな風に書きたいものだなあ、と思いながら味わった。
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- 感想投稿日 : 2013年7月9日
- 読了日 : 2013年7月9日
- 本棚登録日 : 2013年7月8日
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