人からもらった本なので、興味の無い人の自伝を読んでしまった感が否めない。
内容は日本に心療内科ができるまでの苦難を綴った自伝的作品。
西洋の治療法をベースに、東洋の考え方を盛り込んだことがこの方の実績らしい。
池見酉次郎博士の生い立ちから知りたい人には有益な本だと思う。
題名にセルフ・コントロール法とあるが、ぜんそくを克服する方法、不眠からの脱却などが挙げられている。
ただし、カゼを引かない方法(対策は温度計を設置して、客観的判断で衣類を調節するというもの)や、胃潰瘍の克服(対策は腹6分目にする)など、ちょっと拍子抜けするようなものが含まれている。
生活にはすぐ活かせそうなので、私は自宅に温度計を設置した。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年5月1日
- 読了日 : 2011年4月22日
- 本棚登録日 : 2011年5月1日
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