どんな分野でも超一流の人の言葉は興味深いものですが、本作で一番印象的だったのは、子供たちに対して「宿題をやっておいた方がいい理由」をイチローさんが述べる場面でした。
テストで良い点を取ることや、良い学校に入るためでなく、
とても実践的で「少年時代から(おそらく誰に教わるわけでもなく)ずっとこういう風に物事を考えてきたんだな」と改めて驚きました。
とてつもない人物は、やはりとてつもない考え方ととてつもない実行力の掛け算から生まれてくるのですね。
ちょっと気になった点としては、文中の注釈が多く視線がそちらに引きづられてしまうため、読み進めるリズムがプツプツ途切れてしまう感じがしました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2019年4月16日
- 読了日 : 2019年4月16日
- 本棚登録日 : 2019年4月15日
みんなの感想をみる