百姓 五郎兵衛が竹本義太夫になるまでの物語。
主人公が重要な気付きを得てからの描写に、頁を繰る手が止まらず一気に読んだ。テクニックじゃなく、作品に情感がこもってるのを目の当たりにした時、人(観客)の心が動かされる。っていう当たり前だけど大切な事柄に胸が熱くなる。
NHKのドラマでも印象的だった、近松門左衛門との関わり。春に見た文楽·曾根崎心中をもう一度見たくなった。願わくば 映像化してもらって人形浄瑠璃(文楽)の裾野が広がると良いな〜と思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年8月11日
- 読了日 : 2022年8月11日
- 本棚登録日 : 2022年8月11日
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