「丑の刻参りの藁人形」
夜な夜な釘を打ち付ける。
実際に全ての道具などを揃えてやるぐらいなら、その執念を別のものに変えられたら楽だろうな。
誰が言い出したのか分からないが、何かしら願った事が叶った結果なのだろうな。
「獣人型有孔木製人形」
誰にも見せず可愛がるは。
怪しげな人形の様なものを一人で人目を気にして触っていたら、誰でも呪具と勘違いしそうだな。
口頭で教えられる事ほど、詐称しやすいものは無く簡単に信じてはいけないよな。
「鬼の頭骨」
誰が見ても偽物と分かる。
一瞬で見抜ける程の完成度であるのなら、一般人が見ても直ぐに見抜かれてしまうのではないか。
伝えれる方法があるのに、嘘の情報を伝えていくことは約束といえど違うのでは。
「呪術師の祭壇」
自らの力を目の前で発動。
結局どんな仕掛けで身体を蝕む事が出来たのか、簡単に発揮出来る呪いなんて怖すぎやしないか。
あの言い分を聞いている限り、研究を続ければ辿り着くことが出来るのだろうか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
峰守ひろかず
- 感想投稿日 : 2021年6月20日
- 読了日 : 2021年6月22日
- 本棚登録日 : 2021年6月20日
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