「ごめんねのくまさん」
勘違いされたまま。
本当のことを話しても信じてもらえないだろうが、それならば真実に近いシナリオを作っておくべきだったろう。
「とりあえず記念写真」
ひねくれ者を探し。
自ら選択したのであれば納得し頑張ろうと思うだろうが、勝手に決められ一人になったら帰りたいと願うだろう。
「虹色タイルと宇宙船」
諦めようとした夢。
時間をかけて作り上げてきた世界が完成する目前に、全てを失ってしまったら誰だって自暴自棄になるだろうな。
「大みそかはこたつみかん」
街中が死に向かい。
長く生きることが出来ないと分かっていたのであれば、早い段階から準備をすることは不可能だったのだろうか。
「眠れる街のオルゴール (前編)」
誰の為に歩くのか。
色んな病院に行っても答えは同じであるのなら、疑うべきは心に抱えている枷となる想いだと気付くべきだろう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
村山早紀
- 感想投稿日 : 2023年2月27日
- 読了日 : 2023年2月27日
- 本棚登録日 : 2023年2月27日
みんなの感想をみる