映画「耳をすませば」の姉妹編、「猫の恩返し」の原作。最初から映画化を前提に描かれているのでしょう、「耳をすませば」とは違い、原作と映画のストーリーには相違点がほとんど見られません。
映画にせよ本書にせよ、中篇としては非常に良く出来ていると思います。起承転結がテンポ良く展開され、万人が楽しめる作品になっています。ただ、どちらが好みかと問われれば、やはり「耳をすませば」を推したいというのが正直なところ。
ちなみにブ、もといムタ君は同作者の別の漫画で図書館長やっていますね。この辺の遊び心はちょっとお気に入り。
しかしひろみの口から柘植の名前が出てくると言うことは、桔梗さんどうなっちゃったんでしょうね。本筋とは関係ありませんが気がかりです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2016年12月4日
- 読了日 : 2006年8月27日
- 本棚登録日 : 2016年12月4日
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