京都に点在する「あちら」と「こちら」の境界スポットとそれにまつわる人間の業のエピソードを紹介した京都の魔界案内。掲載されているネタはその道の通にはおなじみのものが多く、やや食い足りない感があるが、京都のもうひとつのバックグラウンドとして町歩きの参考には十分なり得る本である。また、昨今の伝記物系漫画、ゲーム、ラノベの元ネタを知る上でも役に立つ。
それにしても京都は「境都」なんだなぁとつくづく実感してしまう。
読書状況:読み終わった
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華鳥風月
- 感想投稿日 : 2013年7月19日
- 読了日 : 2013年7月19日
- 本棚登録日 : 2013年7月19日
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