脱ゴーマニズム宣言 新装改訂版: 小林よしのりの慰安婦問題

著者 :
  • 東方出版 (2002年6月1日発売)
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本棚登録 : 9
感想 : 2
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良く分からんなぁこの本は・・・ってのが最初の感想。

読んでいくに従って、「・・・で?」となってくる。

著者の目的がよく分からない、と言うか結局どうしたいのか分からない。
いや、わからないと言うのは違うなぁ・・・「著者の自己満足」とか「著者が自分の考えに酔っている」という感じかな。


結局、首尾一貫よしりんを否定して終わり。否定するのは別に全然構わないと思う。
だが、この本の問題は、
史実を検証するとかと言ったことはなされていない。著者の思う正論をよしりんにぶつけているだけな感じ。「正論」は所詮「論」でしかない。しっかりと調べている(はず)のよしりんと比べれば説得力がどうも無い。

要は、とにかく否定、否定、否定・・・


学生時代、某厚生局長が言った言葉を思い出した。(鮮明に憶えてる)

「否定は誰でもできるんじゃ」と。

まさにそんな本。

特にこの本に対して思い入れが出なかったので
星☆と言うことで・・・

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史モノ
感想投稿日 : 2007年4月30日
読了日 : 2007年4月30日
本棚登録日 : 2007年4月30日

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