北斎が描く人々や動物のカットを集めた手のひらサイズの豆本。
どの絵もとてもシンプルなのになんとも愛嬌がある。
パーツは最低限。色は黒、赤、青の三色。人の顔は点の目と、あと口があるかないか。
同じ北斎の三体画譜の『草』よりも略した描き方で、帯文句のように一筆で描けそうなほど。
それなのにとても生き生きとしているちんまい絵たちは、ひょっこり動きだしそう。
見ているとほっこりしてしまう。
お値段はちょっと高いけれどおすすめ。
寄合と屁が好き。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史・美術・教養
- 感想投稿日 : 2012年1月5日
- 読了日 : 2012年1月5日
- 本棚登録日 : 2012年1月5日
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