ついてきなぁ!設計トラブル潰しに「匠の道具」を使え!: FMEAとFTAとデザインレビュ-の賢い使い方

著者 :
  • 日刊工業新聞社 (2010年12月1日発売)
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感想 : 2
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「失われた『匠のワザ』で設計トラブルを撲滅する!」
を事前に読んだ状態で本書を読んだ。

↑の本との重複部分が多い。。。
一方で↑の本を読んでないと腹落ちが難しいのでは?
と感じる点も少なくない印象。
1冊2200円を考えると、どっちの読者にもちょっとツライかも。。。

内容に関しては門外漢の私にとっては大変勉強になった。
FMEA、FTA、DR、について現状の問題点を指摘しつつ、
「設計者の設計者による設計者のための」
身の丈に合った、3DFMEA、3DFTA、MDR、を提唱。
全体としては一貫した著者の主張があり理解しやすかった。

一点、重箱の隅ながらチョット気になる点が。
前作でも思ったが、著者の男女観は今の時代とズレてる?
「今の日本企業&日本人設計者」に対して苦言を呈すなら、
設計以外のところで「著者の価値観が古い」と思われるような表現は、
避けたほうがよいのになー、と他人事ながら思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ものづくり
感想投稿日 : 2023年5月28日
読了日 : 2023年5月28日
本棚登録日 : 2023年5月28日

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