大正時代を舞台とした鬼と戦う漫画。主人公の炭治郎が鬼と化した妹・禰豆子を人間に戻す方法を探すために戦う。炭治郎は禰豆子のために戦うが、炭治郎のピンチでは禰豆子が助ける。炭治郎も禰豆子も必要である。
炭治郎が最初に会った鬼狩りが富岡義勇であったことは、相対的には幸運と言えるだろう。富岡義勇は寡黙であるが、鱗滝左近次への手紙は詳細に書かれている。リモートワークが口頭での説明よりもメールなどの文章が重視されるニューノーマル時代に適した人材である。
大正時代が舞台なので時代背景に忠実なのかもしれないが、錆兎の「男なら」「男の顔になった」はジェンダーの観点では古さを感じる。しかし、鬼殺隊は昭和の日本型組織と比べて女性活躍が進んでいる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2020年10月11日
- 読了日 : 2020年10月11日
- 本棚登録日 : 2020年10月11日
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