ホントは教えたくない資産運用のカラクリ 投資と税金篇 (Wild investors)

著者 :
  • 東洋経済新報社 (2003年4月1日発売)
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本棚登録 : 160
感想 : 17
5

預金、債権、株式、投資信託、その他もろもろの
金融商品に関わる日本の税制について、著者独特の毒を
ふりまきながらばっさばっさときっていきます。

いやはや、このきりぶりがなかなか新鮮(^^;)
くだけた文体は人によっては不愉快かもしれませんが
私は気軽に読めました。

2003年発行の本なので、今では内容が変わっている部分もあります。
ただ、この本は「全ての金融商品に対する税金の考え方」を
示唆してくれているので、そのエッセンスを真面目に掴むこと
ができれば非常に有用な本ですよ。

「税金の抜け穴」ハウツーを手軽に得るというよりは、
自分で「穴」を探すための基礎力を身につける読み方が
いいんじゃないでしょうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 投資・運用
感想投稿日 : 2010年12月13日
読了日 : 2010年12月13日
本棚登録日 : 2010年12月13日

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