死ぬ気で働くリーダーにだけ人はついてくる
2014/2/19 著:早川 勝
著者がマネジメントの袋小路から脱出するきっかけになったのは、リーダーとして「死ぬ気で働く」ことであった。
険しい山道を一歩一歩駆け上がっていくと、目の前に「新たな視界」が少しずつ広がっていく。同時に、着実な成長を全身で感じ取れる。
リーダー自身が日々、死ぬ気で部下にかかわっていくことで、チームメンバーは本気で応えてくれるようになる。
本書の構成は以下の5章から成る。
①プレーヤーとして自分を磨く
②聞く・話す・巻き込む
③教える・任せる・育て上げる
④褒める・叱る・信じ抜く
⑤最強のチームづくり
死ぬ気で働くことは大切かもしれないが、このご時世ギリギリの表現とも言える。しかし、紹介されている著者の行動や経験を見れば文字通り死ぬ気で働いており、そんな覚悟が垣間見える。
ビジネスとは戦争。甘っちょろいことなんて言ってられない。それも正しい。しかし、全員がそれに耐えれるわけでもなく、耐えられない人を退場させるわけにもいかない。
しかし、妥協や甘えをもったマネジメントを私も行いたいと言っているのではない。やはり最終的にはバランス。著者の魂をしっかり理解した上で現状の環境・人に合わせたマネジメントを行う必要がある。
しかし、覚悟と自分だけは時折死ぬ気で働くぐらいの気概で臨みたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
マネジメント関連
- 感想投稿日 : 2018年4月14日
- 読了日 : 2018年4月14日
- 本棚登録日 : 2018年4月14日
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