なんかしなくちゃならない、いや出来そうな気がするムズムズする本でした。数字から語る地方消滅みたいなマクロな議論がある一方で、出来る範囲でコツコツと耕すようなマイクロな事例の数々。それがプロダクトじゃなくてメディアである、というのが「目から鱗」でした。でも、果たしているのがメディア=媒体、じゃなくてメディア=媒介というのも「目から鱗2」でした。先日、「新復興論」で大佛次郎論壇賞を受賞した小松理虔が、アクテビストとして突然登場したのも、なんかワクワク。人口減少ニッポンにおける一億総クリエイター社会の提言として受け取りました。中学生の巻き込みの「ふくちのち」プロジェクトとか、写真だけでもグッと来ました。
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- 感想投稿日 : 2019年2月13日
- 読了日 : 2019年2月13日
- 本棚登録日 : 2018年5月23日
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