小関氏の本は3冊目。4年前の本で、その10年前との比較があったのがまず良かった。鉄やSUSの性質や、職人独自の感覚が、取材先の言葉そのまま記されている。これが実に楽しい。今はNCも5,6軸と増え、コードも色々使えるが、旋盤時代の技術はほぼそのまま活きるという。さらに治具(これは確かに究極の一品一葉で最高のノウハウ)の話もあり、充実。また類書、続書を読みたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2017年6月17日
- 読了日 : 2017年6月17日
- 本棚登録日 : 2012年10月3日
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