辻褄や理論が成り立たない世界に放り込まれて、背後からピコピコハンマーで二、三発殴られて、気分は悪くないけどとりあえずどうにかこうにか無事帰還して思うのは、まああんまり近づきたい世界じゃないな。
悪い評価はしないけどもうこの人の本を読みたくはない。
意味が分からなすぎて、そういうものに対しては「気持ち悪い」「気味が悪い」って結論が来ざるをえない。
けどこの装丁の力なのか何なのかどこかとても爽やか。
そしてそれなのに文句を言ったらぶちのめされそうな、笑ってない笑顔みたいなとてつもない攻撃力と防御力を持った文章。
うん、やっぱ怖い。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年1月10日
- 読了日 : 2015年7月10日
- 本棚登録日 : 2015年7月10日
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