病気=お涙頂戴かわいそうね、な作品が日本にはめちゃめちゃ多くて、それに対してなんとなく嫌悪感がある。
でもこれは違う。
等身大の病人。というより病人になった1人の人間を描いている。そこがいい。
突然ガンが発覚した人ってこんな気持ちなんだな。
自分もいつかそうなるかもしれない。
今まで普通の人だったのに、急に「可哀想なガン患者」として扱われ、抵抗はあるけど事実からだは蝕まれ。
でもべつに病人という人間じゃない、その人が病気になっただけなんだよなあ。
話自体はそんなに面白くない。
ただこういうデリケートな内容を扱いながら、可はないにしろ不可もなしをやってのけるのは意外と難しいのかも。
ヒロインが見た目・中身ともにもうちょっと可愛かったらよかったなあ。
私は最後までイラッとしたままだったわ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
(映画)
- 感想投稿日 : 2018年6月18日
- 読了日 : 2018年5月17日
- 本棚登録日 : 2018年5月17日
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