「ザクとうふ」の哲学 相模屋食料はいかにして業界No.1となったか

著者 :
制作 : 夏目幸明 
  • PHP研究所 (2014年9月11日発売)
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感想 : 13
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雪印の営業から、ヨメの会社に就職。
その時、相模屋は、年商30億円だった。
白くて四角いとうふに 人生をかける。
SKU(Stock Keeping Unit )が 372もあった。
それをどうしぼるか?
木綿豆腐と絹豆腐にしぼって、とうふの王道で挑戦する。
ここが、一番のポイントですね。
木綿豆腐と絹ごし豆腐のつくり方を知らなんだ。
おいしい豆腐を作る為に、どうすればいいか?
徹底した 生産ラインをつくる。
売上30億円で、40億円の製造ラインの投資。
「覚悟」があった。
徹底して、製造ラインを見直し、無人化する。
生協の徹底した指導で、確実によいものをつくる。
改善項目は 1000近くあった。
それを実現する事で、「飛躍」できた。

さらに とうふをおもしろくする。
ザク豆腐の誕生。まわりから 無理と言われて
突き進む事で、新しいものが生まれた。
なるほどねぇ。素晴らしい。
もう売上が 200億円超えているのが更に素晴らしい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 〈食〉
感想投稿日 : 2018年3月5日
読了日 : 2018年3月5日
本棚登録日 : 2018年3月5日

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