初版が1976年ということもあり、文化人類学という学問自体が萌芽を見せた時期であり、まずなにより民俗学や人類学と何が違うのかと云われ、単なる歴史とも違うと提言される。
それでいうと、歴史の見方においてはマルクスの唯物史観も一定程度評価される。例によって、マルクスの唯物史観は文化人類学や経済人類学、歴史学において強力な力を持っていることが最認識された。
ただそのあとは、文化人類学の方法による記述ばかりで、あまり学ぶことはできなかった。
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- 感想投稿日 : 2011年12月5日
- 読了日 : 2011年11月13日
- 本棚登録日 : 2011年11月14日
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