ありこのおつかい (日本傑作絵本シリーズ)

  • 福音館書店 (1968年12月15日発売)
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本棚登録 : 630
感想 : 55
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お母さんからおつかいを頼まれた“ありこ”。
「森にはおおきくて、こわいものがいっぱいいるからまっすぐ行って!まっすぐ帰ってきて!」と注意されるけど・・・
道草をして、出会ったかまきりを怒らせ、飲みこまれた!お腹の中で「ばかあ!」と喧嘩しながらいくとつぎつぎ、おおきなものに飲みこまれる。
その度、お腹の中で「とんちきめ!」「わるものぉ!」と叫ぶ・・・
そして、くまさんのお母さんに叫び声が聞かれ、怒られ、尻を叩かれた拍子に、つぎつぎとみんなが出てきた!最後にでてきた“ありこ”は「お母さんの注意をきかなかったわたしが悪い」とあやまり、みんなと仲直り。

絵は水彩画でやさしいが、こどもたちにとっておはなしはこわいかも?大人のいいつけは守ろうね!あと、ことばづかいも・・・

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小初
感想投稿日 : 2012年2月18日
読了日 : -
本棚登録日 : 2012年2月17日

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コメント 1件

pink@trdさんのコメント
2012/03/02

親の忠告ってなかなか聞けないのが子どもですよね。約束を守らないと怖い事が起きるよって、しつけの絵本としても良いですね。

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