06'11'15<br>アウグストゥスとイエス・キリストを巡る不思議な因縁を神秘的に綴ったプロローグ〜果たしてどちらが真の救世主か〜から始まり、一転してローマの歴史、共和制から帝政への移行、その支配と属州国の隷属の実態を語り明かす。また一転しユダヤの歴史とそれを導入にイエス・キリストの降臨、キリスト教とローマ帝国との関連を分析する。<br>著者の弓削先生ご自身、敬虔なキリスト教徒でありましたが、キリストの起こしたさまざまな奇跡を事実とし、聖母マリアの処女懐胎を神秘的な「なにか」と言い、嫌疑することのないのに不思議な印象を受けた。しかしそれについては後述でもっともな理由をおっしゃっていたので納得しました。
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カテゴリ:
教養(歴史)
- 感想投稿日 : 2006年11月25日
- 本棚登録日 : 2006年11月25日
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