「いのちのえほん」というほど直接的ではないけど、そういう意図を持って書かれた絵本。
みなみちゃんが死んでしまったおにいちゃんを思い出すお話。
兄弟の死を受け入れる過程と、家族による残された妹へのケアの様子が描かれているけど、ちょっと示唆に富みすぎているというか、内容的なものはあまり感じられませんでした。生死について描かれるわりには悲しみの表現が少ないけど、漠然と「大切な人がいなくなる」ことを伝えたいのならこれでいいのかもしれません。
幼稚園生向き?
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カテゴリ:
日本の絵本
- 感想投稿日 : 2008年7月13日
- 本棚登録日 : 2008年7月13日
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