GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン (7)上 (電撃文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014年2月8日発売)
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関東解放を目前にひかえた武蔵は、P.A.Oda勢との交渉にのぞみます。大谷・吉継、加藤・嘉明(かとう・よしあき)、そして羽柴・藤吉郎(はしば・とうきちろう)らがさまざまな画策をしかけてくるのに対し、正純たちは関東解放のための下図をえがいてこれに対処します。
その後、毛利・輝元が連れてきた長岡・忠興(ながおか・ただおき)という少年が登場します。彼は、このあとおこなわれる三十年戦争のネルトリンゲンの戦いで自爆する運命にある瑞典(スウェーデン)総長のクリスティーナの命を救いたいと願い、武蔵に協力を求めようとしたのです。トーリたちは、彼を「長太」(ながぶと)と呼ぶなどからかいつつも、その願いを実現するための行動へと移ります。
今回は、終盤近くで関東解放の戦いがはじまるものの、おおむね新キャラクターの長岡・忠興のひととなりの紹介が中心といってよいでしょう。彼はいちおうP.A.Oda勢に加わっているので、武蔵とP.A.Oda勢の対立のなかで彼がどのように振る舞うことになるのだろうかとつづきが気になります。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
少年向けライトノベル
- 感想投稿日 : 2022年1月13日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2022年1月13日
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