ハーメルンのバイオリン弾き 31 (ガンガンコミックス)

著者 :
  • スクウェア・エニックス (2000年3月1日発売)
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本棚登録 : 198
感想 : 19
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パンドラとの間にハーメルとサイザーの2子を設けたケストラーの狙いは、彼らの命をみずからの聖杯に利用することでした。ケストラーに騙されていたことを知ったパンドラは絶望に陥りますが、かつて人間に傷つけられたとき彼女の救われたオーボウ将軍は魔族を裏切り、彼女を助けようとします。

ようやくハーメルの出生にまつわる秘密が明かされ、ケストラーとパンドラとの間に愛が存在しないのであれば、以後の展開は打倒ケストラーに一直線に進んでいくだけなのですっきりしそうです。もうちょっと複雑な背景があるかと思っていたので、やや拍子抜けでしたが、最後にもう一度ひっくり返される可能性もあるので、もうしばらくこの点についての評価は控えることにします。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 少年コミック
感想投稿日 : 2017年10月24日
読了日 : -
本棚登録日 : 2017年10月24日

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