新生徒会の一存 碧陽学園新生徒会議事録 下 (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • 富士見書房 (2013年3月19日発売)
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本棚登録 : 310
感想 : 15
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下巻は、日守東子と火神北斗の攻略です。

まずは東子。あまりの美貌のため、周囲にトラブルを引き起こしてしまう彼女は、引きこもりがちの生活を送ってきました。杉崎は、そんな彼女の悩みをいっしょになって引き受けることを誓い、彼女を生徒会に連れ出します。

そして最後は北斗です。彼女の母は、岬開斗(みさき・かいと)という男の、数多くの愛人の中の一人でした。そんな父の姿を見て育った北斗は、杉崎のハーレム思想に憎しみを抱いていました。開斗に紹介された杉崎は、自分と同じハーレム志向を持つ男が、北斗という娘の悲しみの源になっていることを知り、ショックを受けます。それでも、がむしゃらに北斗に向かってくる杉崎の姿に、北斗の心もしだいに揺さぶられます。

とりあえず続編シリーズ完結ですが、やはり自分にとって「生徒会の一存」のヒロインは、前生徒会の4人だなあと思ってしまいました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 少年向けライトノベル
感想投稿日 : 2014年8月20日
読了日 : -
本棚登録日 : 2014年8月20日

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