ゼロの使い魔 17 黎明の修道女〈スール〉 (MF文庫 J や 1-21)

  • メディアファクトリー (2009年6月25日発売)
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感想 : 17
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サイトのもとを飛び出したルイズは、「元素の兄弟」のジャネットと出会います。お互いの正体を知らないまま、2人は意気投合し、ジャネットは恋人の心移りを儚むルイズを、ガリア政府の秘密の場所であるセント・マルガリタ修道院へと送り届けます。

名前と姿を変えて修道院に入ることになったルイズは、そこでジョゼットという少女に出会います。しかも、ロマリアの神官ジュリオが、ジョゼットを外の世界へと連れ出そうとたくらんでいました。じつはジョゼットは、タバサと双子の姉妹であり、生まれてすぐにこの修道院へと送られたのでした。ジョゼットの、外の世界へと憧れる気持ちと恋心を利用して、ジョゼットは彼女を連れ出し、タバサの身代わりに仕立て上げます。タバサに替わってガリアの女王となったジョゼットは、ロマリアの聖戦に協力すると宣言します。一方、ジュリオの野望を知ったルイズは、修道院を飛び出しトリステインへと向かいます。

一方、ルイズを探していたサイトは、偶然「元素の兄弟」のジャックと鉢合わせします。デルフリンガーを失ったサイトは、ジャックに敗れ、命を奪われそうになりますが、そこへ修道院を脱け出したルイズがやってきます。ルイズは虚無の魔法を発動し、ジャックを倒してサイトを危機から救います。

今回は整ったストーリーで、おもしろく読めました。アンリエッタの気持ちも定まったようで、ラブコメ要素でも十分に楽しめます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 少年向けライトノベル
感想投稿日 : 2014年7月6日
読了日 : -
本棚登録日 : 2014年7月6日

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