とある魔術の禁書目録(インデックス) (2) (電撃文庫)

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本棚登録 : 2175
レビュー : 92
著者 :
制作 : 灰村 キヨタカ 
キじばと。さん ライトノベル   読み終わった 

錬金術師のアウレオルス=イザードに捕らわれている「吸血殺し」(ディープブラッド)の少女・姫神秋沙(ひめがみ・あいさ)を救うために、上条とステイルが三沢塾に乗り込み、共闘する話です。

「あとがき」によれば、アウレオルスは「失敗した上条当麻」という立ち位置のキャラクターとのこと。一年ごとに記憶を失ってきたインデックスには、これまで多くのパートナーが寄り添ってきました。アウレオルスもステイルもかつてのパートナーでしたが、インデックスを救うことはできませんでした。そして、彼らはもうインデックスを救うことは不可能です。なぜなら「すでに救われている存在を、もう一度救う事なんてできるはずがない」から。

しかし、記憶を失ってしまった上条にとって、自分はインデックスを救った上条とは別人であるように思えます。自分は本当にインデックスの傍らにいる権利を主張できるのか、と上条は自身に問いかけます。

テーマも良いと思うし、設定もかなり作り込んでいるし、文章自体もけっして下手ではないと思うのですが、ストーリーの形に展開するところがぎこちない感じがします。もう少しゆっくり物語が進んでいたら秀作だったのではないでしょうか。テーマを盛りすぎで、始終上条が暑苦しい台詞を撒き散らしているような印象を受けてしまいました。

レビュー投稿日
2014年7月10日
読了日
-
本棚登録日
2014年7月10日
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