主人公 波乱烈火は高校生となった16歳に特異体質「波乱の血筋」が発現する。この体質は「物語」の主人公として様々な自称に巻き込まれるというもので、烈火も16歳となったその日に地球、異世界、宇宙、果ては未来で巻き起こる「物語」に否応なく巻き込まれる。彼はそこで様々な困難に直面するが、持ち前の閃きとその体質を利用して次々に解決していく。
しかし「物語」にはヒロインが付き物、烈火の奮闘ぶりを見て彼女たちがどうも思わないわけもなく…。
次々に「物語」をハッピーエンドに導き、さらにフラグをたてまくる烈火…でもその行きつく先はヒロイン達による世界戦争?はたまたハーレムエンド?
ヒロインは一人じゃなくてもいいんじゃない、鈍感主人公は今日も「物語」で頑張っています…そんな話ですかね。
タイトルが気になって読み始めた本作。「波乱の血筋」の設定は面白い、様々なジャンルが内包されているので一粒で二度三度美味しく読んでいて飽きない。また読み進めていくと様々な要素がきれいに組み合わさっていき、まるでRPGを進めているみたいで個人的に好ましい。
次の巻にも期待したい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ラノベ
- 感想投稿日 : 2017年3月25日
- 読了日 : 2017年3月25日
- 本棚登録日 : 2017年3月16日
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