親族法(相続法を含まない。)の教科書。親族法の諸規定を網羅的に説明するというスタンスは取らず,サブタイトルにある「女性と子どもの法」という観点からいくつかのトピックを取り上げて説明する形を取る。この試みにより,本書はとても読み応えのある,読んで面白い親族法のテキストとなっている。他方,試験対策などとしては細かい制度が頭に残りにくいのではないかと懸念される。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
民事実体法
- 感想投稿日 : 2016年3月18日
- 読了日 : 2016年3月18日
- 本棚登録日 : 2016年3月15日
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