鴨川食堂ごちそう (小学館文庫 か 38-11)

著者 :
  • 小学館 (2021年6月7日発売)
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本棚登録 : 353
感想 : 35
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(2022/4/11読了)
第7弾のもてなしの感想に書いた通りに、やっぱり第8弾のこの本も放っとけず読みました。
同じくだりに前回は、三冊一気に読んだこともあり胸焼け状態だったけど、今回はさほどなく。
流が作るお料理は、ほんとに美味しそう。こんなお店、どこかにないかしら。
依頼人が探しているお料理が飲食店のものではなく、そのお料理も依頼人は食べてなかったりで、同じ料理を再現するというより、記憶の中の思い出と共に蘇らせるというか…心に訴えかける感じでしたね。
第6話まで全ての話がうまく合致していたのは、ハッピーエンドの小説ならでは。
背景はコロナ禍で、作中では疫病とあらわされてました。
以前の作品にあった、こいしの恋模様については全く触れられていません。
また続くということかな?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: か行(柏井 壽)
感想投稿日 : 2022年4月13日
読了日 : 2022年4月11日
本棚登録日 : 2022年4月13日

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